はじめに
棟近研究室では,安全で質の高い医療を提供するための仕組みである医療の質マネジメントシステム(QMS)の確立を目指し, 複数の病院とともに様々な研究を行っています.
QMSとは,質のよい医療を提供するための仕組みや業務のやり方のことです.安全な医療を提供するためには,医療固有の知識・技術が必要不可欠です. しかし,それだけでは不十分で,それらの知識・技術を活かすためのシステムとして,業務手順や手順に従って働く人,用いる機器・設備などが必要となります.このシステムをマネジメント(管理)するための仕組みがQMSです.
棟近研究室では,病院でのQMS構築に向けて,次のような研究に取り組んでいます.